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  • キャンパー井上

気持ちの締まる一言。


あれ。

2:00に目覚めて辺りを見渡す。

敷布団を重ねたままリクライニング状態のたけちゃんがいた。

前回の自分をそこに見た。

課題の話をしたかったのに寝てしまったようだ。

目の前にもぎたて果実とかかれた酎ハイ。

もぎたてに惹かれて買ったが、STRONGと書いてある。

一瞬で落とされたことにも納得である。

起きては二人の睡眠を確認して寝る。

三人お互いにそんな掛け合いを経て、結局7:00に全員同時に起きた。

コーヒーを飲んで、湿布を張り替え宿を出た。

いつもは大丈夫な前腕に大きな疲れと左尻と左かかとに痛みがある。

だが昨日よりは明らかにマシだ。

朝のドライブの気持ちよさは格別だった。

室戸のショートカット先のコンビニで朝を取り、大磐へ。

一度下見に行っていたので、トポも見ずにあっさり岩へ。

上から五枚のマットを三人で落とし、下降した。

所見の衝撃をはっきり覚えていた。

格好良すぎる。

三人でバラバラにする。

幸いマットは5枚あるので安心だ。

見た感じガバばかり。

抜けの上部もしっかり見てトライ。

サクッと終わると思ったがしっかり撃った。

特に抜けに出てくるまでの部分は二人の方がうまく、一番僕が手こずった。

今日の天気は快晴、それもあって、洞窟内がとても気持ち良かった。

かなりだらだらしながら撃った。

下部のムーヴは完全に固まったが、洞窟を抜けてくるところが安定しない。

色々試したが、トゥねじ込みで解決した。

なかなか決めきれなかったがチコフさんの一言で締まった。

井上君もうそろそろきそうやな。

自分の中でも気持ちが締まった。

無事そのトライで登った。

ガシガシガバを繋ぐ本当に気持ちの良い課題だった。

あと休憩がてら見に行った髑髏マークの危険課題。

次回は必ず触りたい。

二人は泊まりも久々なので昨日の疲れが取れていないようだった。

次回は真っ先にここに来ると決めてこの場を後にした。

最後に黒潮ボルダーでクライマーの写真を撮るのが趣味というおっちゃんと話した。

強いなまりと潮風とのハーモニーのせいで所々何を言っているかわからなかった。

お前達は疲れているだろうと二枚マットを運んでくれる親切な高知のおっちゃんに感謝しながら帰った。

最後におなじみの海鮮丼で締め。

なんやかんやで一番古いクライミング友人。

昔の思い出話もありつつ本当に楽しい時間だった。


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