• キャンパー井上

リーチは作れる。


朝目覚めたのは6:00。

今回の旅は【ゲストハウスhiroseya】さんに二泊した。

本当に感じの良い宿だった。

マスターもママさんの人柄もよく、宿もとても綺麗だった。

今回の僕の目標。

『覚醒』二段。

昔チームスポルティバの動画を見て惚れた。

野口啓代ちゃんの反転ムーヴ。

やりたくて仕方なかった。

最高のアプローチ。

エリア移動が多いので大変助かる。

まずは『再生』初段。

分かってはいたが、初手が結構距離だし。

チコフさんと探る。

そして同時進行で上部の楽しそうなシークエンスも触る。

ヒール好きだしサクッとできるものとばかり思っていたが意外とできない。

これは繋げると普通に悪い。

まだ再生パートが終わっていなかったが、同じ動きばかりしていてはよれるだけ。

終わってなくても別の課題をするのが自分流の戦い方。

おすすめなので皆試してほしい。

肝心の覚醒はというと。

全くできない。

股関節の柔らかさには自信があったし、反転ムーヴもどちらかといえば得意だった。

けど全くできない。

ムーヴを通して、野口啓代というクライマーの柔軟性、保持力。

痛感した。

結構未練が残ってしまったが、しっかり再生に標準を合わせて集中して落とした。

とーまさんは観戦モード。

まさきさんは隣の『弾丸ボーイ』二級。

離陸が悪め。

ムーヴはなんとなく課題名に合わせて弾丸チックに登った。

普通に名作。

チコフさんが一人で激撃モードになっていた。

再生も本当に良作なので仕方がない。

このままでは果ててしまうと思ったので、別の岩をさせて欲しいと頼んだ。

【ピーチボーイ】一級。

日陰だがこちらも格好いい。

ともみちゃんから仇を討ってくれと言われていた。

ガバばかりだし絶対登れる。

何で登れなかったかわからない。

取り付いた。

結果は敗退。

え。

普通に悪かった。

この時からゆっくりとビッグマウスキャラが崩壊していくこととなる。

戻ってチコフさんの再生。

ほぼバラし終えていたが、左ヒールのシークエンスだけが解決せず。

次回来た時には瞬殺すると誓って鳥居エリアを後にした。

お次は『酒越しの舞』一級。

本当にエリアも移動しやすく、凄まじい巨石がゴロゴロあった。

運よく人もいない。

ハイテンションで取り付いた。

死ぬほど動画を見てしまっていたのと調子も良かったので、一撃。

気持ちの良すぎる課題だった。

動画が撮れていなかったのだけ心残りだったが本当に良い課題だった。

みんなのセッションを少し見学して、他の岩を見に行った。

隣の『再開』二段。

遠いだけの核心、絶対に登れる。

そう思ったのにはわけがあった。

この一ヶ月。

朝と夜とそれぞれ一時間弱、肩甲骨ストレッチをしこたまやってきた。

身長167にリーチ172と恵まれたリーチだった僕。

この遠征直前には177まで伸ばしていた。

もはや測定の誤差ではない。

努力でリーチは作れる。

これは驚愕の結果だった。

リーチがないと嘆く皆さんはやってみて欲しい。

再開を一枚だけ借りて撃った。

大口を叩いたが、この課題も思いっきりハマった(笑)

何とか登ったが、右下上がりがもしかしたら正規ラインなのかもしれない。

戻ってまた二人の応援。

チコフさんはお休みモード。

最後の一手まで来ているまさきさんを連撃させぬよう、隣の岩のラインにとーまさんを誘った。

『イノリ』一級。

ほどなく持てない美しいクラックが一本走っている。

綺麗な課題だという言葉が自然に出た。

こちらもホールディングがかなりキーになる課題だった。

二手目も返して持つことがわからなければきっと敗退していた。

とーまさんと上部も下からどこが持てそうと二人で妄想しながら探った。

なんとか決めきる覚悟のトライでマントルもかなり悪いことを知った。

意地だけで現場処理したが、枯葉がかなり乗っていて、濡れてもいた。

登る前の確認を怠ったのを後悔した。

看板の一級二課題。

内容も本当に濃く、登れて本当に良かった。

大谷エリアにも感謝。

ヘロヘロで最後に向かったのは神宝岩。

何よりしんどかったのはアプローチでかなり迷ったこと。

今後の為に書いておく。

全く曲がったりせず、ただただまっすぐ進め。

それだけが備忘。

かの有名なデルビヨはどれだけでかいのだろうと思っていたが意外と小ぶりだった。

巨石ばかりを目にしていたからなのかそこまで迫力を感じなかった。

取りついたのは『カンタンダカラ』初段。

本当に簡単だったのでという情報。

無論ともみからだった。

だが、もうこの女の事はチームの誰も信用していなかった。

しっかり舐めずにトライ。

やはり。

難しい。

というか離陸も気持ち悪い。

なんとか離陸方がわかって、こちらも意地で登り切った。

チコフさんは離陸できず敗退フィニッシュ。

隣の『カンダガワ』二段。

たいちゃんから登れるやつとの情報をもらっていた。

頑張る。

ただそれだけ。

離陸も独特で楽しい。

下部もつらいがこなせる。

上部のばらしも終わった。

得意系だし、おそらくグレードより登りやすい。

撃ちまくった二日目の最終課題。

自分自身のスタミナとの勝負。

戦った。

撃ちまくった。

そして僕のスタミナが先に尽きた。

リップも取り終わってからまさかの敗退。

これが本当に悔しすぎた。

ばらしが終わった課題が登れないのはこんなに悔しいのか。

どこにぶつけていいかわからないこの悔しさは取り合えずともみ一号のせいとしておく。


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NewBirth Dinosaur─日々のアウトドアをブログで紹介。

​クライミングを中心に、アウトドアライフをつらつらと。

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