- キャンパー井上
ディープウォーターソロ。
頑張って起きた。
4:00。
5:00にトビト前に集合した。
程なくして、ジールさんが来てくれた。
荷物を移し出発。
これまた久しぶりのいだ君と再会して、お初の二人とも挨拶を交わす。
ジール号に乗るのも久しぶり。
運転しないことは本当に稀で、乗せてもらうといつも寝てしまう。
ジールさんに完全に甘え、眠りに落ちた。

一度ローソンに寄ってからおくとろに向かった。
ミニコンビニで甘露ばかりを購入し、着替え。
ウェットスーツも久方ぶり。
何とかスタイルも維持できているようだ。
アプローチを抜けると、二艇が水面に停まっていた。
やはり八人艇は大きく壮観だ。

談笑しながらジールさんのピストン待ち。
水に入ってみるが、かなり冷たい。
いよいよ入水。

今回ディープウォーターが目的だが、実はラフトもかなり楽しみにしていた。
一年以上操船していない。
チャンスがあれば、操船させてもらうつもりだった。
ジールさんラダーでぐんぐん進む。
天気は少し陰り気味。
しかし寒くはない。
久々のスイッチは、無理やり入れるに限る。

早速取りつく。
ディープウォーターは、普通のボルダリングとは全く違う。
危険でないことは分かっているのに、緊張感がある。
マットがない事の緊張感に慣れていないからだろう。
それに加え、ホールドがわからない上に苔がたくさんある。

現場処理能力など全く鍛えてきていない。
焦らないメンタルコントロールと、ホールドの選球眼。

それもすべてディープウォーターの醍醐味。
いつも初めに取りつく課題。
結構な高度まで行き、最後にニーバーがかかったふりをして壮大に落ちた。
やはりロープなしでこの高度まで行くと痺れる。
最高の快感。
この動画は必ず次触る時に生かそう。

今回初参加のみんなもワイワイ楽しく登った。
外岩に行ったことない人もいた。
下が水の方がマットより安全だという考え。
逆に思いつかなかった。
壮大な岸壁を眺めて、みんなでオブザベしながら下ってゆく。

ごうさんのガチトライも最高のボルテージで応援した。
そして去年触れる事すらできなかった未登の課題。
一発ランジの課題。

色々発射体勢を試したが、やはり順手でロケット。
ゴールに触れる事が出来た。
次回はダブルダイノで攻めて『トビウオ』という名前を付けてやる覚悟が決まった。
あと今回疲れすぎてできなかったが『モンキーステージ』という課題。

恰好よすぎる課題。
触れなかったことが後悔。
次回は体力温存していこう。
鳥の声、川のせせらぎ。

本当に癒しの一言。
今回の目的の一つ。
瀬のラダーもやらせてもらった。
トロ場では難なくできたが、瀬では全く操ることができなかった。
八人艇の重さと、風の影響。
そして何より、スイープが素人の人を乗せてのラダーの難しさ。

かなり前から前漕ぎの指示を出していても、馬力が足りず曲がりきれない。
四人ほど乗っていても、自分一人で船を動かす力がいる事を学んだ。

ジールさんの凄さとディープの楽しさを再確認できた。
一味違った緊張感と楽しさをまた味わいに来たい。