一週間、天気予報をにらみ続けた。
メンバーは、ひろきさん、ともみちゃん、ながいさん。
チームシエスタで、立川リベンジに向かった。
最近は、一時間でもシエスタに向かうようにしている。
平日は週四、五で登っている。
左のピンチを負傷しているが、体の調子はすこぶるいい。
一週間前は、雨予報。
僕たちは、妊婦に席を譲り続けた(嘘)
僕たちは、老人を背負って歩道橋を渡り続けた(大嘘)
徳を積み続けた僕たちの願いを、神は聞き入れてくれた。
天気はド快晴。
前回の白銀世界が嘘のようだ。
6:30出発で10:00頃到着。
アプローチを慎重に進んだ。
やはりクロックス(偽物)が大活躍。
しかし暑い。
日陰を求め、まず触ったのは『親亀』三級。
前回左抜けだったので、今回は右抜けでゲット。
いい感じにアップができた。
そして向かったのは、森のエリア。
これが大正解の判断だった。
木陰の中、一番暑い時間をやり過ごせた。
ながいさん御所望の『森のカンテ』一級から取りつく。
僕は三日目だった。
垂苦手意識が、今だに拭えない。
四人でセッション。
指の痛さにうなりながらも、皆慣れてきたのか、初手が安定してくる。
その中、急に口火を切ったのは、ながいさん。
沈みかけた空気に、可能性の光を照らしてくれた。
そこでいい連鎖が生まれる。
ひろきさん、ともみちゃん、僕もほぼほぼ続いて完登。
僕以外ワンデーで森のカンテ回収。
流石。
気持ちの良いスタート。
その後触った『超回復』初二段。
最後の最後で、少し可能性を見いだせた。
スタートの左手を一番右に寄せ、三本指で持ち、小指の所にヒールをねじ込む。
次は行けそうだ。
ご飯を食べつつ『木の根』八級。
その後は『巨乳マントル』六級。
最後に『森のマントル』一級で、森エリアは締め。
この岩場の看板課題『大谷ハング』一級前に移動した。
前回のイメージが丸々残っていたので、僕はさくっとゲット。
SDの一級初段にチャレンジする。
ひろきさんも果敢に挑む。
今回上手く撮れた一番お気に入り写真。
ながいさんは、ご飯を経て、完全にスリープモード。
ともみ嬢は、その隣で、完全にシャットダウン。
女の子の寝姿を見て、ヤムチャを連想したことは今だかつてなかった。
そしてエンジンのかかり出したながいさんは強かった。
僕と同じ手前のガバカチで核心を止め、キャンパで落とした。
普段あまり見られない、ながいさんのダイナミックムーヴがとても新鮮だった。
登れたながいさんより、なぜか喜ぶ僕の図。
ひろきさんは、核心取りの時、足が切れてしまうトライが続いて宿題に。
次回はいけるやつ。
その後は、旅人岩へ移動。
毎回恒例のインスタ映えする写真を撮って終了。
僕は少し『恋人』二段を触らせてもらったが、ランディングが怖い。
間もあけずに、さらっと触っただけだが、これは登れそうだ。
帰りは、鉄板の岡本中華でフィニッシュ。
今日もよく笑った。
看板の一級を落とせた時のこの嬉しさは一体なんだろう。