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  • キャンパー井上

ゾフィー兄さん。


今日は有給を貰った。

繁忙期に入るとなかなか岩にいけない。

御手洗のつもりだったが、南の方は予報が良くなかった。

滋賀の怪獣のエリアに行くことにした。

遅めの出発で、駐車場には11時着。

まず今回の大きな収穫はアプローチだ。

備忘の為にエントリー場所を載せておく。

奥に行きがちだが、手前の草ぼうぼうの、いかにも行けない雰囲気のところが実はかなりなだらかで良かった。

写真の石を置いているあたりから降りる。

後ろを振り返るとこの景色。

まさに灯台下暗し。

そんなこんなでハイグレード。

前回は撃つ順番を完全に間違えた。

今回のターゲットは『ゼットン』一級。

その後は『ナムリス』初段、その後は『ギロ、、、。

と考えるのはやめた。

2課題目以降の予定の妄想をするとロクなことがない。

今日は一日かかってもゼットンだ。

一時間ほどでバラす。

核心の二手目を刻むか飛ばすか。

今の体力ならどちらの強度も繰り出せる。

結果選んだムーヴは飛ばし。

本気のワントライ目。

核心は止めたが、その次のガバ取りでスリップして落ちた。

好感触だった。

これは行けるやつ。

自信を持って二トライ目。

全く同じ落ち方をした。

悪いイメージと疑問が生まれた。

1966年に始まった特撮シリーズを知らない人はおそらくいない。

ウルトラマン。

その初代ウルトラマンは最終回で、ある怪獣に敗北を喫する。

黒を白の体皮に屈折した角を持つその怪獣の名は。

ゼットン。

ゼットンに敗れたウルトラマンを救ったのは、兄のゾフィーだった。

前回来た時、ゾフィー兄さんは、まさにやんやんさんだった。

今回はソロだ。

助けてくれる人はいない。

もう落ちることはできない。

細かな分析をした結果初手の左手のぬめりが原因だとわかった。

チョークのせ作戦一択だった。

雨が降ってきたが、三トライ目で無事ゲット。

心おきなくナムリスに移る。

今回は試したいホールドと、試したいムーヴが一つずつあった。

ワントライ目で前回の最高高度がでた。

そこから胸のあたりの薄カチホールドを使う。

もしくは左をなるカチに送りマッチする。

しかしこの右手が動かせない。

二つの可能性は消えた。

しかしこれは悲観することでもない。

今の僕に出せるムーヴが決まった。

そのままリップに出るしかない。

結局ナムリスには敗退したが、最後のデッドは、左ではなく上に飛ぶイメージで、かつ左手以外は必ずきれないよう集中すること。

あと右足は、初手の下部にあてがうと少し出やすいことが分かった。

その他は右手のホールディングと左足の位置ぐらいしか修正しようがない。

親指の痛みからみても一日二回が限界な気がする。

もう少し寝かせる方がいいかもしれない。

帰路で目印の柱も見つけた。

ここからやや左めに進むと上の歩道にほどなくして出る。

あと川に大型トラックの残骸を見つけた。

歩道から落ちたのだろうか。

まさに映画のワンシーンのような映像だっただろう。

その後は横山公園へ。

草木の生い茂る公園はいろんな虫がたくさんいて賑やかだった。

軽く『ステルス』一級にあしらわれて終了。

全く止まらなかったが、右足に乗り過ぎないことがコツな気がした。

ホールディングも決まった。

また冬にこよう。

とりあえずゾフィー兄さんの助けなしでゼットンを倒せて良かった。


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